地域コミュニティへの貢献

私たちがハワイの地域コミュニティに貢献できること

ハワイでは、食の主権(Food sovereignty)以上に、 地産地消の食料を増やすことで多くの恩恵が得られると考え、健康的な食生活、自然と社会の深いつながり、美しい景観の保全に注力しています。また、輸入食品をハワイ産に置き換えることで、ハワイ諸島の食料自給率上昇と経済の活性化に貢献できます。

プランテーション農業が衰退し、観光業も伸び悩む中、経済の多様化は、ハワイの経済成長と安定を図る上で、ますます重要な課題となっています。

最も近い大陸から約4,000キロメートル(2,500マイル)離れているハワイでは、年間30億ドルもの費用をかけて、食料の80%以上を輸入しています。

近年、ハワイの農業が重要視され始めています。その理由として、広い土地を要する農家の拡大で都市化を防ぐことが出来ること、自然災害や輸送が途絶えた場合の食の安全を保障できること、新鮮な食料を地元のスーパーや小売店に供給出来ること、太平洋を横断する輸送量を減らし、二酸化炭素排出の削減ができることなどが挙げられています。


天然ギンダラ漁獲量の推移

 
 

ギンダラ – 2021年太平洋岸
推定漁獲量の推移と動向

グラフと表は、太平洋岸北西部、カナダのブリティッシュ・コロンビア州と、米国アラスカ州の過去と現在の天然ギンダラ漁獲量を示しています。

*グラフをクリックで拡大


ギンダラ – ベーリング海東部、アリューシャン諸島、アラスカ湾
2020年推定漁獲量の推移と動向

これらの表は、漁業が大幅に減少し、最近の漁獲高は割当量が少ないにも関わらず、年によってかなり変動があることを示しています。年間の漁獲量の増減は、天然魚の資源の蓄積量いかんに拠るので、その結果、天然魚の漁獲量は不安定です。そのため安定した生産量で市場の需要を満たすことができる養殖生産が注目されているのです。

*グラフをクリックで拡大

*表をクリックしてPDFファイルをダウンロード

参照:漁業オペレーションシステム(2021年12月19日)2021年のブリティッシュ・コロンビア州の漁獲高2,192トン(4,822,206ポンド)で、2021年の天然捕獲高総計2万5千トンの一部です。